2001年6月26日(火曜日)
読売新聞掲載記事
『在宅』への道探るリハビリして家に帰れるはずが・・・

一方、ショートステイ(短期入所)やデイケア(通所リハビリ)など自宅で暮らす高齢者のためのサービスを充実させることで、高齢者を自宅に帰しやすくしようと試みる老健もある。
茨城県結城市の「生きいき倶楽部」は、全国でも数少ない、病院でなく診療所を母体として設立された老健だ。太田秀樹理事長は医師として地域医療に取り組んできた。
採算を取るため100床や150床という規模の施設が当たり前の中で、「生きいき」はサービスの質を上げることを目的に、50床にとどめている。さらに、そのうち6床程度はショートステイ用として確保している。通常はいくつか空床があり、その分は介譲報酬が入らない。それでもあえて「ショート用」を設けているのは、「家族の病気など、緊急時に対応できないのでは意味がない」(太田理事長)と考えるためだ。
「生きいき」では、入居者を自宅に帰す際、家族が在宅でも世話できると納得するまで、長ければ退所できる状態になってから一年近くかけて、家族と話し合い、支援体制を整える。「無理ならいつでも戻れる」ことを条件に一週間家に帰し、理事長自ら往診に出向くほか、「生きいき」のデイケアやヘルパーなどを利用してもらう。こうした積み重ねが実を結び、重い痴ほうの高齢者が自宅に戻れることもあるという。
「老健の位置づけは中途半端。特養との違いをはっきりさせるには「在宅支援を充実させるしかない」と太田理事長は話す。

・老人保健施設に関する相談や問い合わせは、全国老人保健施設協会(電話03・3225・4165)または各市町村の介護保険担当窓口ヘ。 一方、ショートステイ(短期入所)やデイケア(通所リハビリ)など自宅で暮らす高齢者のためのサービスを充実させることで、高齢者を自宅に帰しやすくしようと試みる老健もある。
茨城県結城市の「生きいき倶楽部」は、全国でも数少ない、病院でなく診療所を母体として設立された老健だ。太田秀樹理事長は医師として地域医療に取り組んできた。
採算を取るため100床や150床という規模の施設が当たり前の中で、「生きいき」はサービスの質を上げることを目的に、50床にとどめている。さらに、そのうち6床程度はショートステイ用として確保している。通常はいくつか空床があり、その分は介譲報酬が入らない。それでもあえて「ショート用」を設けているのは、「家族の病気など、緊急時に対応できないのでは意味がない」(太田理事長)と考えるためだ。
「生きいき」では、入居者を自宅に帰す際、家族が在宅でも世話できると納得するまで、長ければ退所できる状態になってから一年近くかけて、家族と話し合い、支援体制を整える。「無理ならいつでも戻れる」ことを条件に一週間家に帰し、理事長自ら往診に出向くほか、「生きいき」のデイケアやヘルパーなどを利用してもらう。こうした積み重ねが実を結び、重い痴ほうの高齢者が自宅に戻れることもあるという。
「老健の位置づけは中途半端。特養との違いをはっきりさせるには「在宅支援を充実させるしかない」と太田理事長は話す。

・老人保健施設に関する相談や問い合わせは、全国老人保健施設協会(電話03・3225・4165)または各市町村の介護保険担当窓口ヘ。